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コラム

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特別養護老人ホームへの転職の注意

病棟で働く看護師

特別養護老人ホームへの転職の注意

介護度が4から5で入所者の年齢が85歳を越えている特別養護老人ホームは入所費用が安い為、入所待ちの介護困難者で溢れています。

ここでは特別養護老人ホームの転職における注意点を書いてみたいと思います。

オンコール対応による注意

入所した利用者さんが最後の時を迎える、ターミナルの施設が特別養護老人ホームです。 介護保険によって成り立っており、入所費用が安い為、在宅や他の施設にいらっしゃる高齢者さんが順番待ちをしています。

寝たきりの利用者さんが多く、疾患も持っていますが、ターミナルの施設の為、医師は常駐しておりません。

定期的に内科の医師が診察に来たり、状態が悪くなった利用者さんはかかりつけの先生に診てもらったりしています。

また、夜間は介護士さんだけで夜勤を行っている特養が多く、 利用者さんが急変された場合は看護師や医師に電話で状態を伝えて救急搬送するようなシステムになっております。

夜間の電話待機、オンコール業務の有る特養では、面接時にナースの数は〇人いるので、慣れて来たらオンコールも分担して担当してもらいますと施設長や看護の責任者さんからオンコールに関してのお話があると思います。

当初、週1回程度のオンコールを担当して欲しいとお話があっても退職により看護師さんの数が減ったり、求人をしてもオンコールが出来ないパートの看護師さんが増えたりした場合、オンコールが月に10回になったりする事も珍しくありません。 オンコールは1回2000円位で、実際の呼び出しで夜間業務をした場合は割り増しのお給料を出してくれます。

ただ、翌日が日勤の場合、ゆっくり来ていいわけでは無いので、翌日も早起きをして業務が出来る体力を持った看護師さんや、呼び出しが無くても電話で起こされてからすぐ熟睡出来る体質かどうか、自分の体と良く相談をして下さい。

特別養護老人ホームは費用が安い為、利用者さんのご家族から特別な薬は使わないで、極力入所費用を安く抑えて欲しいと言う要望があり、利用者さんの状態とご家族の意見のギャップに悩まされる事もあると伺っております。

但し、他の高齢者施設より入所者さんとの関わりも緊密な物があり、急性期から慢性期を過ぎ、ターミナル期はどの様な看護や利用者さんとの関わりを持って接していけばいいのかと言う、看護師さんにとっての職業的知識欲の為、特別養護老人ホームで勤務をする事はとても重要な事でもあります。

また、老健施設や有料老人ホームに比べて賞与が高い施設が多くありますので、やりがいにつながるかもしれません。

勤務者の年齢が40代~70歳位までの看護師さんが比較的多くおり、長く勤務している看護師さんもいらっしゃいますので、難しそうな先輩がいらっしゃらないか、紹介予定派遣(6カ月までのトライアル期間利用して求職者と求人側、双方の合意があった場合に正職員になる契約)を利用されるのも一つの手かと思いますので、ご確認下さい。

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