看護師を目指す方へ

こちらのページでは看護師のお仕事の詳細や看護師になるためにはどの様な方法が必要かなど、総合的なお話をさせて頂きます。

看護師を目指している方、看護師の資格をお持ちでさらにステップUPをお考えの方など幅広く、参考にして頂けれれば幸いです。

看護師のお仕事は多岐に渡ります!

 看護師の仕事内容

私たちが病院にかかる際、一番身近な存在として世話をしてくれるのが看護師さんです。しかし、看護師さんが普段どういう仕事をしているのかを知る人は少ないと思います。病院には、いろいろな仕事をしている人がいます。放射線技師さんもいれば、理学療法士さんもいるでしょう。あたりまえですがドクターもいます。

 

しかし、私たちが病院で一番目にするのは、やはり看護師さんです。看護師さんは普段どんな仕事をしているのでしょうか?今回は看護師さんの業務内容をご紹介したいと思います。

 

看護師とは

看護師のもっとも大切な仕事は、病気やけがなどで痛みや苦痛を感じている人々を励まし、手助けすることです。看護師の仕事内容は、法律により、以下のように規定されています。

 

傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする

 

治療を施す医療チームの一メンバーとして、必要な知識、技術を身につけ、診療補助、介助、そしてケアを行います。患者の一番近くにいる存在として、患者の変化に気を配り、異常があればすぐに医師に報告する、大きな責任のあるポジションです。

 

看護師さんが働いている場所は、病院や診療所、保健所などが中心です。その他、一般企業や市町村などに所属している場合もあります。割合としては70%以上の看護師は、ベッドを20床以上持つ医療機関(病院)で仕事をしています。病院にはさまざまな診療科、たとえば小児科、内科、外科、産婦人科、皮膚科…などがあります。また、高齢化する日本社会を背景に、最近では介護施設などにも働きの場が拡大しています。

 

「看護」という言葉の意味

「看護」とは、赤ちゃんから高齢者まで、個人や集団、そのすべての人々が健康な状態へと回復し、けがや病気をする以前のような生活へと戻る、その支援をすることです。その支援内容には、けがや病気から回復するための環境作りや、苦痛緩和などが含まれます。

 

私たちが病院にかかる際に行われる作業を思い出してみましょう。

 

体温の測定

血圧の測定

脈拍の測定

採血

点滴

注射

 

これらの作業はすべて看護師の仕事です。病院にかかると所定の流れがあることはご存じかと思いますが、受付から血圧測定、そして診察という一環の中で、仕事をスムースに行う潤滑剤的な役割をこなしているとも言えるのではないでしょうか。

 

その他、問診、食事や排泄の補助、入浴の介助、ベッドメイキングなどの他、患者の巡回、記録も大切な看護師の役割です。もっとも患者に接する時間が長く、患者の変化にも気づきやすいポジションであることから、症状の把握、そして医師への報告も行います。

 

外来での看護師

外来では、入院せず、家などの外部から病院に訪れる患者を診察します。外来での看護師は、医師や他の病院スタッフと協力して、治療のサポートと患者さんのケアを行います。

 

病棟での看護師

病棟の看護師は、24時間を交代(日勤・夜勤)で働きます。そのため、患者の情報の受け渡しは、とても大切な作業になります。多くの病院で、2交代制、もしくは3交代制のシフトを採用しています。

 

日勤の看護師は、夜勤の看護師から仕事を引き継ぎます。この引き継ぎでカルテを確認したら、実際に患者を巡回。どこか調子が悪くないかなど、コミュニケーションをとりながら、患者の状態を把握します。

 

食事、そして、それぞれの患者に決められた薬を把握し、配ります。患者により、食前や食後など、服用タイミングも違うので、医師からの指示を確実に理解しておくことが大切です。患者が抱える症状によっては、食事や薬が確実に摂取されているかどうかを確認することも、看護師の重要な仕事です。トイレへの誘導など、ケアの内容は多岐にわたります。

 

夜勤の場合も、仕事はやはり引き継ぎから始まります。その後は昼同様に病室を回りますが、消灯の準備をします。消灯時間は病院により異なりますが、概ね21時から23時の間です。看護師は消灯後も数時間ごとに各病室の見回りをします。夜勤の際は、人員が限られる中で通常業務、ナースコール、そして緊急対応をしなければなりません。そのため働き方を工夫して負担を減らす必要があります。多くの病院で「仮眠」「休憩」、そして「3連休」「4連休」といった連休を、月に一回はとれるよう努力をしています。

 

単純に病棟と言っても、病院によりさまざまな「病棟」があり、それぞれに入院している患者さんが抱えている症状には違いがあります。たとえば「一般病棟」「療養病棟」などで、その中で更に細かく細分化されています。

 

「療養病棟」は、患者を療養のために、長期間入院させる病棟で、たとえば「リハビリ」などがこれに当たります。

 

このように見ていくと、看護師の仕事は、「患者の日常を支援すること」、そして「医師の指示による治療が、安全且つ効果的に行われるためのサポートをすること」であることが分かります。そして、患者をサポートする仕事、たとえば治療の選択肢や退院後に関することについて相談にのるなど、患者の心のケアも、看護師の重要な役割だと言えるでしょう。

 

病棟勤務の看護師は、不規則なシフトになりやすく、体力的にもきついものがありますが、患者をサポートしながら、その患者が元気になっていく姿を見届けることができます。ハードではありますが、同時に大きな喜びのある仕事です。

 

外に出る看護師・訪問看護師という仕事

看護師の中には、病院内に留まらずに仕事をしている人たちがいます。病気がちの人が、住み慣れた家で療養を送るサポートをすることが、訪問看護師の役割です。

 

訪問看護師は、病院や「訪問看護ステーション」といった組織から派遣されます。「訪問看護ステーション」は、自宅で療養生活を送る人をサポートする看護師をとりまとめています。「訪問看護ステーション」は、全国に5500カ所以上あり、依頼を受けると看護師を派遣します。

 

訪問看護師は、患者の療養先に出向いて、主に血圧、脈拍、体温の測定などを行います。また、健康や栄養状態、さらには医療用器具の点検と管理、緩和ケアも行います。

 

緩和ケアは、英語ではPalliative Careと呼ばれ、世界保健機関(WHO)により、次のように定義されています。

 

緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。

 

緩和ケアは、病院によって違いはあるものの、医師を中心としたチームにより行われます。

 

緩和ケアは、たとえば末期がん患者など、命を脅かす危険性の高い病気を患った場合などに、患者の症状緩和だけではなく、家族の心理的な不安、たとえば医療費についての相談を受けるなど、幅広く患者とその家族を支援する枠組みです。この中で看護師は、他のチームメンバーと連携をとりながら、症状緩和と精神面における苦痛を取り除くための全体的なケアを担当します。緩和ケアに関しては、専門的な知識を持つ「緩和ケア認定看護師」が職務に当たります。

 

特養で働く看護師

特別養護老人ホーム(特養)で働く看護師もいます。やはり主な仕事は血圧や体温の測定、栄養や排泄の管理、薬の管理、床ずれの予防などです。特養は病院ではありませんが、入居している高齢者の日々の健康状態を把握し、体調の変化を敏感に察知する能力が要求されます。特養には医師が常駐しているわけではないので、医療の専門家としての役割は大きいものがあります。介護スタッフを指導する役割も求められるでしょう。

 

看護師になるために

看護師は「国家資格」です。看護師になるためには、国家試験を受ける必要があります。国家試験では、「基礎看護学」「在宅介護論」などの科目があります。やはり、人の命を預かる仕事なので、それなりの知識と技術が必要な世界です。

 

この分野における技術の発展は著しいものがあります。常に学ぶ意識を持つこと、そして時には手術や急患など、イレギュラーな対応が多い世界なので、冷静な判断力を持ち、臨機応変に行動する能力を持つことが、看護師になるために欠かせない要素となるでしょう。

 

既にふれたように、看護師の70%以上が病院で働いています。看護師の資格をとると、多くの新人は病院に所属します。どのキャリアでもそうであるように、資格を取ったことがスタートであり、まだまだ学ぶことは続きます。

 

現在は、国により新人看護師の研修が行われています。全国で同じ内容の研修が受けられ、しかも働き続けることで、専門職への道も開けるようなシステムが構築されています。以前の新人研修は、病院にその内容も委ねられていました。そのため内容も各病院で一定しないという課題が指摘されていました。

 

新人看護師の多くは、あいさつ、コミュニケーションという、看護師としてのマナーから学び、ひとつの区切りとして、「患者の状態をリーダーに報告」できる状態を目指します。病院によっては「ティーチングナース」という、新人教育を専門に担当するポジションを導入しているところもあります。

 

看護師の仕事

看護師は、医療の現場でもっとも目立つ存在であり、患者にもっとも近い存在でもあります。私たちが病院にかかったときに血圧や体温を測定してくれるのは看護師ですが、その他にも、医療における多くの場面で、看護師は活躍しています。看護師が主に活躍しているのは病院ですが、訪問看護師など、専門的な知識を求められるポジションもあります。

 

国家資格である看護師は、実務経験を積み、さらに認定看護師教育機関での教育課程をこなすことで、特定分野のスペシャリスト「認定看護師」の資格を得ることができます。その他にも、特別な分野における、より高度な経験と知識が要求される「専門看護師」など、キャリアアップへの道も多彩です。医療の最前線でトータルな働きをする。これが看護師の仕事です。

 


 

看護師アルバイト、その仕事内容は?

看護師のアルバイト。正規雇用の看護師の仕事以外に、看護師の資格を持っているとアルバイトでの仕事もあります。

 

看護師さんの仕事はさまざまですが、看護師アルバイトの仕事内容も多種多様です。夜勤あり、旅先に同行する出張タイプの仕事ありとバラエティーに富んでいます。

 

看護師のアルバイト、その仕事内容

採血

アルバイト看護師さんの仕事内容ですが、よく知られているのは「採血」のアルバイトです。病院、クリニック、そして献血センターなどでは、常に採血を行っています。人手が足りなくなることも多く、採血が得意なアルバイト看護師さんの存在は貴重なのです。

 

イベント救護

イベント救護の仕事は、スポーツやコンサート、トレードショーなどのイベントにおいて、医務室や救護室に待機して看護の業務に当たるものです。外科、救急外来の知識があると、ポジションを得る上で有利になります。仕事的には単発になりますが、いい収入になる仕事だと言えます。

 

健康診断スタッフ

健康診断のサポートスタッフといったところでしょうか。血圧測定、採血のほか、受付や問診表を記入する仕事になります。医療行為はほとんど行わないので、仕事としては楽な部類に入るかもしれません。

 

病院での夜勤専従看護師アルバイト

病院の夜勤シフトに入って、正規の看護師さんと同様の仕事をするのが「夜勤専従アルバイト」です。高時給の仕事ですが、昼夜が逆転する生活スタイルになりますので、体調管理に気を遣う必要があります。病棟の見回り、緊急時の対応など、アルバイトとは言え、気を抜けないポジションです。

 

看護師アルバイトの魅力

看護師という仕事は多種多様ですが、そのすべてが責任感をもって当たるべき業務です。医療行為以外にも、資料まとめ、ミーティング、そして治療器具の管理まで、やることはたくさんあります。看護師アルバイトの場合は、主に正社員である看護師さんのサポート役に回ります。そのため、アルバイトの看護師さんは、正規の看護師さんほどの責任感と緊張感を感じずに仕事に当たることができるかもしれません。

 

看護師アルバイトの一番の魅力は、その時給の高さです。やはり国家資格である「看護師」の資格を持たなければできない仕事ですから、自ずと時給も高くなるのです。

 

また、アルバイトの場合は勤務時間が決まっていることが多いので、時間的に余裕を持つことができます。学業との両立や税金対策などを理由に、週2回から週3回程度の出勤で抑えたいという人でも、自分に合った働き方ができるでしょう。

 


 

看護師の転職・活躍の場は多種多様

看護師さんはいろいろな場所で仕事をしています。やはり目立つのは病院やクリニックといった施設だと思いますが、その他にも介護保険施設、一般企業、市町村、訪問看護ステーションなど、その仕事場は多種多様です。

 

看護師さんは国(厚生労働大臣)が免許を発行するもので、経験を積み、さらに専門知識を身につけることにより、キャリアアップの道が用意されています。認定看護師や専門看護師といった、その道のエキスパートになることも夢ではありません。

 

そして看護師さんには他の職種同様、転職によりキャリアを積み上げていく方法もあります。看護師の資格は病院以外の場所でも役に立ちます。高齢化社会を背景に、看護師さんの需要はこれからも増え続けると推測されますが、だからといってむやみに転職しても成功は望めません。転職を考えるのであれば、確実に方向性を決めてから行動に移した方がいいでしょう。

 

看護師の転職・まずはキャリアを形成

看護師さんの転職。いくら看護師の資格を持っていたとしても、転職を狙うのであれば、実績は作っておきたいものです。あなたが卒業したての看護師さんだったとしても、少なくとも3年間、同じ病院、同じ仕事場でキャリアを積んでおく。これは転職時に必ず効いてきます。

 

救急病院での経験

急性期病院で、ある程度の経験を積んでおくと転職時にプラスになります。プリセプターがついて新人をしっかり指導してくれる病院で、少なくとも3年から4年の経験を積んでおけば、転職の際に有利に働きます。

 

看護師の転職・むやみに転職を繰り返さない

看護師さんが転職を考える際は、もちろんいろいろな事情があると思います。もしもキャリアアップ目的での転職をお考えなら、転職を繰り返さぬよう、慎重な職場選びが求められます。やはり、あの病院、この病院と渡り歩くような働き方をすると、履歴書上、ひじょうに目立ってしまいます。

 

看護師の転職・転職は得意な業務内容へ

看護師として転職するとはいっても、まったく経験のない部署への転職では、あなた自身の良さが生かせない可能性が高くなります。

 

急性期と慢性期では業務の内容がかなり異なります。業務内容の違いに戸惑い、辞めてしまう場合も多くあるので、自分の得意な仕事というものをはっきりと把握した上で転職することを強くおすすめします。医師にとっても看護師にとっても、急性期と慢性期では、業務内容に大きな違いがあるのです。

 

また、病棟によっては、経験のある仕事内容とは大きくかけ離れた業務を行っていることもありますので、転職先の仕事内容を事前に把握した上で、応募の是非を決めるのがいいでしょう。

 

看護師の転職・年齢を考慮することは必要

看護師さんの転職は、ある程度、年齢を考慮する必要があります。それは病院側の考え方にもよります。

 

多くの病棟、たとえば外科、内科、救急外来、産科、循環器科などでは、40代までの募集となっています。急性期病院では、忙しさ、職務のハードさを考慮して、このような求人を出すことが多いようです。外来でも最近はこのような傾向が強まっていて、40代と50代の間にひとつの壁があるようです。

 

ただ、50代の看護師さんの需要が多い病棟もあります。回復期リハビリ病棟や介護療養病棟などがそれに当たり、50代であれば十分に採用の範囲内です。

 

クリニックへの転職

クリニックは20代から40代の看護師さんを募集している場合がほとんどです。一般的に、注射や採血などの経験が豊富にあると有利に働きます。規模の小さいクリニックでは、受付や掃除といった仕事を任されることも珍しくありませんので、頭に入れておきましょう。

 

入院用のベッドを持つ有床クリニックでは、常勤看護師のほか、夜勤のパートタイマーを募集していることがあります。有床クリニックでは、経験を求められることが多いため、ベテランの看護師さんに大きなチャンスがあると言えます。

 

まだまだある、看護師の転職先

有料老人ホーム

有料老人ホームは、民間が運営する高齢者のための施設です。大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴があります。

 

「介護付き有料老人ホーム」は、食事や入浴、排泄などの点で、基本的に介護が必要な方が入所する施設です。医療体制が整っていることも特徴のひとつです。

 

「住居型有料老人ホーム」は、基本的には自立できる方を対象としたサービスです。しかし介護が必要になった場合でも、在宅介護保険サービスを利用することができます。

 

「健康型有料老人ホーム」は、自立生活ができる方のみが対象となる施設です。

 

看護師さんの仕事場となるのは「介護付き有料老人ホーム」でしょう。有料老人ホームは、元々はこの業界とは無関係だった企業が運営している場合がほとんどです。今後もこのようなホームは増えていくことが予想されますので、看護師さんの求人も安定していると言えます。

 

入居者の疾患や健康状態を把握し、管理することがメインの仕事となりますが、ホームによって求められる仕事に幅はあるようです。「おむつの交換」や「体位の交換」など、介護的な業務をこなさなければならない場面もあるでしょう。有料老人ホームへの転職を考えるのであれば、どのような介護的作業があるか、事前に把握しておくようにしましょう。

 

入居者の中には、看護師さんを「使用人」のように扱おうとする人もいます。入居するための費用がひじょうに高いこともこの一因として考えられます。入居者と良い関係を築くため、入居者の家族とコミュニケーションをとらなければならないこともあるでしょう。

 

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、入所者の皆さんが、この場所で最期を迎えるターミナル施設です。このような特色の施設のため、医師は常駐していません。常駐しているのは基本的に介護士さんのみです。

 

夜間に入居者の健康状態に急な変化があった場合は、医師や看護師に連絡がいく「オンコール業務」があるホームでは、看護師さんが持ち回りでオンコール待機をしなければならないことがあります。もちろん、夜間のオンコール業務があれば、給料に反映されます。しかし、夜間のオンコール業務は、体力面で負担が大きいことは確かですので、十分に検討する必要があります。

 

特別養護老人ホームでは、ベテラン看護師さんの需要が多く、実際に働いている看護師さんの年齢層も比較的高めです。

 

また、看護師さんにとって、ターミナル期の方々と関わる機会というのは、ハードでもありますが、今後のキャリアにとって大きく役に立つものであると言えます。

 

高齢者施設に転職する場合の注意点

先にご紹介した、有料老人ホーム、特別養護老人ホームのほか、在宅での生活に戻ることを目指す方々が入居する「老人保健施設」があります。

 

「老人保健施設」に入居している方々は、病気と上手に付き合いながら、またはリハビリをこなしながら、数ヶ月程度で自宅に帰ることを目標にしています。入居費用はまちまちですが、1ヶ月に40万円ほどかかる高級な施設もあり、入居者、またその家族とのコミュニケーションに気を遣う場面が少なくないようです。

 

高齢者が入居する施設での仕事は、病院とはまったく違う環境で戸惑うことも多くあります。まず、高齢者施設では、医師や看護師さんよりも多くの介護士さんがいます。介護士さんとコミュニケーションをとりながら、分担して仕事を進めますが、業務の線引きに微妙なところもあり、両者の間で摩擦が起きることも少なくありません。とにかく病院とはまったく違う場所だということ、そして業務の内容を理解することが、高齢者が入居する施設で働く場合、重要になるでしょう。

 

企業の中にあるクリニック

ある程度の大きさの企業には、クリニックや診療所があります。このような企業内クリニックでは、オフィス勤務と同じような形、すなわち9時から17時といった時間帯での勤務になります。土日祝日はお休みになりますので、予定も立てやすいことが魅力です。主な仕事は、具合が悪くなった人の看病、応急処置、そして健康診断などでしょう。

 

企業内のクリニックには、通常、医師が常駐しています。同僚となる看護師さんは少ないと思いますが、病院のような労働量はありませんので、体力的にはやさしいと言えるでしょう。ただ、企業内クリニックは人気のある仕事場のため、求人自体が非常に少ないのが難点です。

 

治験

治験は、薬品を開発する上で、実際に人間(健康な人・特定の症状を持つ患者)を対象に、新しい薬の効果や安全性について調べる作業です。

 

この治験における看護師さんの仕事は「治験コーディネーター」です。「治験コーディネーター」は、被験者の体調管理です。この「治験コーディネーター」は、企業に所属する形で仕事をします。そのため、通常はオフィス勤務と同じような時間帯での仕事になります。企業内クリニック同様、週末は休みになることが多いので、人気の職場だと言えるでしょう。新薬開発プロジェクトに関われるという点でも魅力的なポジションであることは間違いありません。

 

企業に所属するため、転職の際の面接においても、看護師の面接とは違いがあります。

 

経験は大切、転職先の業務内容は必ず把握

看護師さんの転職先は、病院だけではなく、高齢者施設やクリニック、治験など、さまざまな場所があり、チャンスも大きいと言えます。看護師さんへの需要は、今後も見込まれることから、仕事先がなくなるという心配は全くないでしょう。ただ、同じ看護師というポジションであっても、仕事の内容はさまざまであり、転職先の業務内容が、今までに積み重ねてきた経験が役に立つ仕事場なのか、冷静に判断する必要があります。

 

転職においては自分の将来をしっかりと見据え、方向性を持ち、それに基づき、できるだけ長く働ける職場を探しましょう。方向性を決めることで、転職を繰り返すようなことは避けられるはずです。

 


 

看護師と准看護師

看護師は、私たちが病院を利用する際に、もっとも近い存在であり、あらゆる場面において、もっともお世話になっている存在かもしれません。看護師はいろいろな仕事があり、検温や血圧の測定だけが看護師の仕事ではありません。

 

また、「看護師」という名の付く職業にもいろいろあります。

 

「看護師」

「准看護師」

「認定看護師」

「専門看護師」

など

 

中でも、「看護師」と「准看護師」の違いは、よく話題に上ります。正直、違いがよく分かりません。「准」だから、看護師にじゅんずる立場の人でしょうか?

 

看護師と准看護師の違い

名前が違うだけ合って、看護師と准看護師にはいくつかの点で違いがあります。

 

看護師と准看護師・免許が発行される組織が違う

看護師と准看護師の大きな違い。その1番目に免許を発行する組織が違うことがあげられます。看護師は「国家資格」であり、その免許は「厚生労働省」が発行します。

 

しかし、准看護師の免許は、「都道府県知事」が発行する免許です。発行するのは都道府県ですが、免許が発行された特定の都道府県でしか使えないというものではありません。

 

看護師と准看護師・仕事内容に違いがある

准看護師は、やはり看護師にじゅんずる位置づけということになります。ただ、看護師が行うことのできる医療行為のすべては准看護師でも行うことができます。しかし、基本的に准看護師は、看護師の指示を受けて仕事をすることになります。

 

看護師は医療の知識と技術を持つ、治療を受ける患者さんのサポート役で、医療チームのメンバーとしてケアに当たります。准看護師も基本的には同様の役割をこなす立場だと理解して構いませんが、医師、もしくは看護師の指示により役割をこなすことになります。

 

看護師と准看護師・給料が違う

看護師と准看護師については、立場に違いがあることをご説明しました。立場に違いがあれば、当然、給料にも違いが出てきます。給料の違いは、実はかなり大きく、年単位で考えると、その差額は約70万円から90万円になります。

 

看護師と准看護師・免許取得の難易度にも違い

看護師の資格は、運転免許証のように、取得できる年齢に違いがあります。また、その取得プロセスにも大きな違いがあります。

 

看護師免許を取得する場合は、学歴が必要になります。高校を卒業した上で、看護専門学校、もしくは看護短大に3年間通う必要があります。

 

准看護師免許を取得する場合は、義務教育である中学を卒業した上で、養成所に2年間通うことで免許を取得することができます。

 

単純な比較では、看護師の場合は最速で21歳。准看護師の場合は最速、17歳で免許を取得することができます。免許取得の難易度としては、やはり看護師の方が難しいと言えるでしょう。また、養成の過程も3年と2年で違いがあります。もちろん学費も看護師を目指す場合の方がよけいにかかります。

 

看護師と准看護師・専門資格への道

看護師は国家資格であり、その先にある専門的な資格への道が開かれています。これは准看護師の資格にはない、大きなアドバンテージだと言えます。現状、准看護師の方で、特定の分野におけるスペシャリストを目指す場合、看護師免許を取得しない限り、その道は開けないのです。

 

看護師の先にある専門職には以下のようなものがあります。

 

専門看護師

専門看護師は、特定の専門分野における技術、知識を持つ看護師です。「がん看護」「精神看護」「小児看護」「急性・重症患者看護」など13分野あります。看護師としての実務経験が5年以上必要で、専門分野における経験も3年以上を必要とします。(他にも条件あり)

 

認定看護師

認定看護師は、特定の分野で卓越した知識と技術を持つ看護師です。「救急看護」「緩和ケア」「糖尿病看護」「認知症看護」など21分野あります。看護師としての実務経験が5年以上あり、その内、特定分野での実務研修経験が3年以上必要です。

 

看護師と准看護師・適した働き方がある

実は准看護師として働いているのは、比較的年齢層の高い人たちです。准看護師は、社会人として働き、さらに一度家庭に入った後に取得する人たちが多い資格となっています。准看護師の資格を取得すれば、診療所や介護施設などでポジションを得られることが多いので、ある程度年齢を重ねた人にとっては、看護師よりも短期間で取得できる准看護師の資格は魅力的だと言えるでしょう。

 

准看護師の今後

准看護師という資格は、現在も多くの人たちにとって、魅力的なことに違いありません。

 

しかし、准看護師という制度自体が作られた目的は既に達成されており、現状に即した制度に見直そうという動きがあることも確かです。

 

そもそも准看護師制度は、戦後の看護師需要を満たすための制度でした。当時は高校への進学率も低かったのですが、現在は多くの人が高校、大学まで通う時代です。現在は若者が最初から看護師を目指す時代であり、さらに「高齢化社会」「高度医療」という時代に、准看護師制度自体がニーズにあっているかどうかが疑問視されているのです。

 

実は既に、准看護師の募集をストップしている病院もあります。ただ、准看護師の居場所がなくなるということは、現状、ありえません。多くのクリニックで准看護師の需要があります。その上、クリニックの場合は昼間の勤務になりますので、時間的に制約のある主婦の方も働きやすいというメリットがあります。

 

また、日本における「高齢化社会」は今後も進行していくものであり、看護師はますます必要とされます。准看護師の平均年齢が高いため、今後、准看護師自体の数は年を追うごとに下降していくものと見られています。そのため准看護師の需要はこれからも多く、働く場所も十分に確保することができるでしょう。

 

准看護師から看護師へステップアップ

もちろん将来を見据えて、准看護師から看護師へとステップアップする方法があります。ステップアップするためには、3年以上、准看護師として働いた経験が必要です。

 

3年以上、准看護師として働いた上で、「看護師学校養成所2年課程」に通います。その上で看護師国家試験を受けて、合格しなければなりません。通学制や通信制があり、100万円以上の学費がかかります。小さくはない出費となりますが、奨学金制度などもあるので、挑戦してみたいという人は調べてみるといいでしょう。

 

看護師と准看護師

看護師と准看護師の違い。それは免許を発行する組織です。看護師は国家資格であり、准看護師は都道府県が発行する資格になります。

 

できる仕事の内容には、実は特に違いはありませんが、看護師のヘルプ役というのが准看護師の位置づけです。准看護師は基本的に医師、もしくは看護師の指示に従い医療に当たります。

 

准看護師の制度は、戦後、大量に病院を建設する必要があったため、そのニーズに迅速に応えるため導入されたものでした。現在、准看護師の制度そのものが時代にフィットしていないとして、見直しが検討されています。ただ、高齢化社会など、今後も看護師需要に衰えがあるとは考えにくく、未来

 看護師の仕事内容

私たちが病院にかかる際、一番身近な存在として世話をしてくれるのが看護師さんです。しかし、看護師さんが普段どういう仕事をしているのかを知る人は少ないと思います。病院には、いろいろな仕事をしている人がいます。放射線技師さんもいれば、理学療法士さんもいるでしょう。あたりまえですがドクターもいます。

 

しかし、私たちが病院で一番目にするのは、やはり看護師さんです。看護師さんは普段どんな仕事をしているのでしょうか?今回は看護師さんの業務内容をご紹介したいと思います。

 

看護師とは

看護師のもっとも大切な仕事は、病気やけがなどで痛みや苦痛を感じている人々を励まし、手助けすることです。看護師の仕事内容は、法律により、以下のように規定されています。

 

傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする

 

治療を施す医療チームの一メンバーとして、必要な知識、技術を身につけ、診療補助、介助、そしてケアを行います。患者の一番近くにいる存在として、患者の変化に気を配り、異常があればすぐに医師に報告する、大きな責任のあるポジションです。

 

看護師さんが働いている場所は、病院や診療所、保健所などが中心です。その他、一般企業や市町村などに所属している場合もあります。割合としては70%以上の看護師は、ベッドを20床以上持つ医療機関(病院)で仕事をしています。病院にはさまざまな診療科、たとえば小児科、内科、外科、産婦人科、皮膚科…などがあります。また、高齢化する日本社会を背景に、最近では介護施設などにも働きの場が拡大しています。

 

「看護」という言葉の意味

「看護」とは、赤ちゃんから高齢者まで、個人や集団、そのすべての人々が健康な状態へと回復し、けがや病気をする以前のような生活へと戻る、その支援をすることです。その支援内容には、けがや病気から回復するための環境作りや、苦痛緩和などが含まれます。

 

私たちが病院にかかる際に行われる作業を思い出してみましょう。

 

体温の測定

血圧の測定

脈拍の測定

採血

点滴

注射

 

これらの作業はすべて看護師の仕事です。病院にかかると所定の流れがあることはご存じかと思いますが、受付から血圧測定、そして診察という一環の中で、仕事をスムースに行う潤滑剤的な役割をこなしているとも言えるのではないでしょうか。

 

その他、問診、食事や排泄の補助、入浴の介助、ベッドメイキングなどの他、患者の巡回、記録も大切な看護師の役割です。もっとも患者に接する時間が長く、患者の変化にも気づきやすいポジションであることから、症状の把握、そして医師への報告も行います。

 

外来での看護師

外来では、入院せず、家などの外部から病院に訪れる患者を診察します。外来での看護師は、医師や他の病院スタッフと協力して、治療のサポートと患者さんのケアを行います。

 

病棟での看護師

病棟の看護師は、24時間を交代(日勤・夜勤)で働きます。そのため、患者の情報の受け渡しは、とても大切な作業になります。多くの病院で、2交代制、もしくは3交代制のシフトを採用しています。

 

日勤の看護師は、夜勤の看護師から仕事を引き継ぎます。この引き継ぎでカルテを確認したら、実際に患者を巡回。どこか調子が悪くないかなど、コミュニケーションをとりながら、患者の状態を把握します。

 

食事、そして、それぞれの患者に決められた薬を把握し、配ります。患者により、食前や食後など、服用タイミングも違うので、医師からの指示を確実に理解しておくことが大切です。患者が抱える症状によっては、食事や薬が確実に摂取されているかどうかを確認することも、看護師の重要な仕事です。トイレへの誘導など、ケアの内容は多岐にわたります。

 

夜勤の場合も、仕事はやはり引き継ぎから始まります。その後は昼同様に病室を回りますが、消灯の準備をします。消灯時間は病院により異なりますが、概ね21時から23時の間です。看護師は消灯後も数時間ごとに各病室の見回りをします。夜勤の際は、人員が限られる中で通常業務、ナースコール、そして緊急対応をしなければなりません。そのため働き方を工夫して負担を減らす必要があります。多くの病院で「仮眠」「休憩」、そして「3連休」「4連休」といった連休を、月に一回はとれるよう努力をしています。

 

単純に病棟と言っても、病院によりさまざまな「病棟」があり、それぞれに入院している患者さんが抱えている症状には違いがあります。たとえば「一般病棟」「療養病棟」などで、その中で更に細かく細分化されています。

 

「療養病棟」は、患者を療養のために、長期間入院させる病棟で、たとえば「リハビリ」などがこれに当たります。

 

このように見ていくと、看護師の仕事は、「患者の日常を支援すること」、そして「医師の指示による治療が、安全且つ効果的に行われるためのサポートをすること」であることが分かります。そして、患者をサポートする仕事、たとえば治療の選択肢や退院後に関することについて相談にのるなど、患者の心のケアも、看護師の重要な役割だと言えるでしょう。

 

病棟勤務の看護師は、不規則なシフトになりやすく、体力的にもきついものがありますが、患者をサポートしながら、その患者が元気になっていく姿を見届けることができます。ハードではありますが、同時に大きな喜びのある仕事です。

 

外に出る看護師・訪問看護師という仕事

看護師の中には、病院内に留まらずに仕事をしている人たちがいます。病気がちの人が、住み慣れた家で療養を送るサポートをすることが、訪問看護師の役割です。

 

訪問看護師は、病院や「訪問看護ステーション」といった組織から派遣されます。「訪問看護ステーション」は、自宅で療養生活を送る人をサポートする看護師をとりまとめています。「訪問看護ステーション」は、全国に5500カ所以上あり、依頼を受けると看護師を派遣します。

 

訪問看護師は、患者の療養先に出向いて、主に血圧、脈拍、体温の測定などを行います。また、健康や栄養状態、さらには医療用器具の点検と管理、緩和ケアも行います。

 

緩和ケアは、英語ではPalliative Careと呼ばれ、世界保健機関(WHO)により、次のように定義されています。

 

緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。

 

緩和ケアは、病院によって違いはあるものの、医師を中心としたチームにより行われます。

 

緩和ケアは、たとえば末期がん患者など、命を脅かす危険性の高い病気を患った場合などに、患者の症状緩和だけではなく、家族の心理的な不安、たとえば医療費についての相談を受けるなど、幅広く患者とその家族を支援する枠組みです。この中で看護師は、他のチームメンバーと連携をとりながら、症状緩和と精神面における苦痛を取り除くための全体的なケアを担当します。緩和ケアに関しては、専門的な知識を持つ「緩和ケア認定看護師」が職務に当たります。

 

特養で働く看護師

特別養護老人ホーム(特養)で働く看護師もいます。やはり主な仕事は血圧や体温の測定、栄養や排泄の管理、薬の管理、床ずれの予防などです。特養は病院ではありませんが、入居している高齢者の日々の健康状態を把握し、体調の変化を敏感に察知する能力が要求されます。特養には医師が常駐しているわけではないので、医療の専門家としての役割は大きいものがあります。介護スタッフを指導する役割も求められるでしょう。

 

看護師になるために

看護師は「国家資格」です。看護師になるためには、国家試験を受ける必要があります。国家試験では、「基礎看護学」「在宅介護論」などの科目があります。やはり、人の命を預かる仕事なので、それなりの知識と技術が必要な世界です。

 

この分野における技術の発展は著しいものがあります。常に学ぶ意識を持つこと、そして時には手術や急患など、イレギュラーな対応が多い世界なので、冷静な判断力を持ち、臨機応変に行動する能力を持つことが、看護師になるために欠かせない要素となるでしょう。

 

既にふれたように、看護師の70%以上が病院で働いています。看護師の資格をとると、多くの新人は病院に所属します。どのキャリアでもそうであるように、資格を取ったことがスタートであり、まだまだ学ぶことは続きます。

 

現在は、国により新人看護師の研修が行われています。全国で同じ内容の研修が受けられ、しかも働き続けることで、専門職への道も開けるようなシステムが構築されています。以前の新人研修は、病院にその内容も委ねられていました。そのため内容も各病院で一定しないという課題が指摘されていました。

 

新人看護師の多くは、あいさつ、コミュニケーションという、看護師としてのマナーから学び、ひとつの区切りとして、「患者の状態をリーダーに報告」できる状態を目指します。病院によっては「ティーチングナース」という、新人教育を専門に担当するポジションを導入しているところもあります。

 

看護師の仕事

看護師は、医療の現場でもっとも目立つ存在であり、患者にもっとも近い存在でもあります。私たちが病院にかかったときに血圧や体温を測定してくれるのは看護師ですが、その他にも、医療における多くの場面で、看護師は活躍しています。看護師が主に活躍しているのは病院ですが、訪問看護師など、専門的な知識を求められるポジションもあります。

 

国家資格である看護師は、実務経験を積み、さらに認定看護師教育機関での教育課程をこなすことで、特定分野のスペシャリスト「認定看護師」の資格を得ることができます。その他にも、特別な分野における、より高度な経験と知識が要求される「専門看護師」など、キャリアアップへの道も多彩です。医療の最前線でトータルな働きをする。これが看護師の仕事です。

 


 

看護師アルバイト、その仕事内容は?

看護師のアルバイト。正規雇用の看護師の仕事以外に、看護師の資格を持っているとアルバイトでの仕事もあります。

 

看護師さんの仕事はさまざまですが、看護師アルバイトの仕事内容も多種多様です。夜勤あり、旅先に同行する出張タイプの仕事ありとバラエティーに富んでいます。

 

看護師のアルバイト、その仕事内容

採血

アルバイト看護師さんの仕事内容ですが、よく知られているのは「採血」のアルバイトです。病院、クリニック、そして献血センターなどでは、常に採血を行っています。人手が足りなくなることも多く、採血が得意なアルバイト看護師さんの存在は貴重なのです。

 

イベント救護

イベント救護の仕事は、スポーツやコンサート、トレードショーなどのイベントにおいて、医務室や救護室に待機して看護の業務に当たるものです。外科、救急外来の知識があると、ポジションを得る上で有利になります。仕事的には単発になりますが、いい収入になる仕事だと言えます。

 

健康診断スタッフ

健康診断のサポートスタッフといったところでしょうか。血圧測定、採血のほか、受付や問診表を記入する仕事になります。医療行為はほとんど行わないので、仕事としては楽な部類に入るかもしれません。

 

病院での夜勤専従看護師アルバイト

病院の夜勤シフトに入って、正規の看護師さんと同様の仕事をするのが「夜勤専従アルバイト」です。高時給の仕事ですが、昼夜が逆転する生活スタイルになりますので、体調管理に気を遣う必要があります。病棟の見回り、緊急時の対応など、アルバイトとは言え、気を抜けないポジションです。

 

看護師アルバイトの魅力

看護師という仕事は多種多様ですが、そのすべてが責任感をもって当たるべき業務です。医療行為以外にも、資料まとめ、ミーティング、そして治療器具の管理まで、やることはたくさんあります。看護師アルバイトの場合は、主に正社員である看護師さんのサポート役に回ります。そのため、アルバイトの看護師さんは、正規の看護師さんほどの責任感と緊張感を感じずに仕事に当たることができるかもしれません。

 

看護師アルバイトの一番の魅力は、その時給の高さです。やはり国家資格である「看護師」の資格を持たなければできない仕事ですから、自ずと時給も高くなるのです。

 

また、アルバイトの場合は勤務時間が決まっていることが多いので、時間的に余裕を持つことができます。学業との両立や税金対策などを理由に、週2回から週3回程度の出勤で抑えたいという人でも、自分に合った働き方ができるでしょう。

 


 

看護師の転職・活躍の場は多種多様

看護師さんはいろいろな場所で仕事をしています。やはり目立つのは病院やクリニックといった施設だと思いますが、その他にも介護保険施設、一般企業、市町村、訪問看護ステーションなど、その仕事場は多種多様です。

 

看護師さんは国(厚生労働大臣)が免許を発行するもので、経験を積み、さらに専門知識を身につけることにより、キャリアアップの道が用意されています。認定看護師や専門看護師といった、その道のエキスパートになることも夢ではありません。

 

そして看護師さんには他の職種同様、転職によりキャリアを積み上げていく方法もあります。看護師の資格は病院以外の場所でも役に立ちます。高齢化社会を背景に、看護師さんの需要はこれからも増え続けると推測されますが、だからといってむやみに転職しても成功は望めません。転職を考えるのであれば、確実に方向性を決めてから行動に移した方がいいでしょう。

 

看護師の転職・まずはキャリアを形成

看護師さんの転職。いくら看護師の資格を持っていたとしても、転職を狙うのであれば、実績は作っておきたいものです。あなたが卒業したての看護師さんだったとしても、少なくとも3年間、同じ病院、同じ仕事場でキャリアを積んでおく。これは転職時に必ず効いてきます。

 

救急病院での経験

急性期病院で、ある程度の経験を積んでおくと転職時にプラスになります。プリセプターがついて新人をしっかり指導してくれる病院で、少なくとも3年から4年の経験を積んでおけば、転職の際に有利に働きます。

 

看護師の転職・むやみに転職を繰り返さない

看護師さんが転職を考える際は、もちろんいろいろな事情があると思います。もしもキャリアアップ目的での転職をお考えなら、転職を繰り返さぬよう、慎重な職場選びが求められます。やはり、あの病院、この病院と渡り歩くような働き方をすると、履歴書上、ひじょうに目立ってしまいます。

 

看護師の転職・転職は得意な業務内容へ

看護師として転職するとはいっても、まったく経験のない部署への転職では、あなた自身の良さが生かせない可能性が高くなります。

 

急性期と慢性期では業務の内容がかなり異なります。業務内容の違いに戸惑い、辞めてしまう場合も多くあるので、自分の得意な仕事というものをはっきりと把握した上で転職することを強くおすすめします。医師にとっても看護師にとっても、急性期と慢性期では、業務内容に大きな違いがあるのです。

 

また、病棟によっては、経験のある仕事内容とは大きくかけ離れた業務を行っていることもありますので、転職先の仕事内容を事前に把握した上で、応募の是非を決めるのがいいでしょう。

 

看護師の転職・年齢を考慮することは必要

看護師さんの転職は、ある程度、年齢を考慮する必要があります。それは病院側の考え方にもよります。

 

多くの病棟、たとえば外科、内科、救急外来、産科、循環器科などでは、40代までの募集となっています。急性期病院では、忙しさ、職務のハードさを考慮して、このような求人を出すことが多いようです。外来でも最近はこのような傾向が強まっていて、40代と50代の間にひとつの壁があるようです。

 

ただ、50代の看護師さんの需要が多い病棟もあります。回復期リハビリ病棟や介護療養病棟などがそれに当たり、50代であれば十分に採用の範囲内です。

 

クリニックへの転職

クリニックは20代から40代の看護師さんを募集している場合がほとんどです。一般的に、注射や採血などの経験が豊富にあると有利に働きます。規模の小さいクリニックでは、受付や掃除といった仕事を任されることも珍しくありませんので、頭に入れておきましょう。

 

入院用のベッドを持つ有床クリニックでは、常勤看護師のほか、夜勤のパートタイマーを募集していることがあります。有床クリニックでは、経験を求められることが多いため、ベテランの看護師さんに大きなチャンスがあると言えます。

 

まだまだある、看護師の転職先

有料老人ホーム

有料老人ホームは、民間が運営する高齢者のための施設です。大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴があります。

 

「介護付き有料老人ホーム」は、食事や入浴、排泄などの点で、基本的に介護が必要な方が入所する施設です。医療体制が整っていることも特徴のひとつです。

 

「住居型有料老人ホーム」は、基本的には自立できる方を対象としたサービスです。しかし介護が必要になった場合でも、在宅介護保険サービスを利用することができます。

 

「健康型有料老人ホーム」は、自立生活ができる方のみが対象となる施設です。

 

看護師さんの仕事場となるのは「介護付き有料老人ホーム」でしょう。有料老人ホームは、元々はこの業界とは無関係だった企業が運営している場合がほとんどです。今後もこのようなホームは増えていくことが予想されますので、看護師さんの求人も安定していると言えます。

 

入居者の疾患や健康状態を把握し、管理することがメインの仕事となりますが、ホームによって求められる仕事に幅はあるようです。「おむつの交換」や「体位の交換」など、介護的な業務をこなさなければならない場面もあるでしょう。有料老人ホームへの転職を考えるのであれば、どのような介護的作業があるか、事前に把握しておくようにしましょう。

 

入居者の中には、看護師さんを「使用人」のように扱おうとする人もいます。入居するための費用がひじょうに高いこともこの一因として考えられます。入居者と良い関係を築くため、入居者の家族とコミュニケーションをとらなければならないこともあるでしょう。

 

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、入所者の皆さんが、この場所で最期を迎えるターミナル施設です。このような特色の施設のため、医師は常駐していません。常駐しているのは基本的に介護士さんのみです。

 

夜間に入居者の健康状態に急な変化があった場合は、医師や看護師に連絡がいく「オンコール業務」があるホームでは、看護師さんが持ち回りでオンコール待機をしなければならないことがあります。もちろん、夜間のオンコール業務があれば、給料に反映されます。しかし、夜間のオンコール業務は、体力面で負担が大きいことは確かですので、十分に検討する必要があります。

 

特別養護老人ホームでは、ベテラン看護師さんの需要が多く、実際に働いている看護師さんの年齢層も比較的高めです。

 

また、看護師さんにとって、ターミナル期の方々と関わる機会というのは、ハードでもありますが、今後のキャリアにとって大きく役に立つものであると言えます。

 

高齢者施設に転職する場合の注意点

先にご紹介した、有料老人ホーム、特別養護老人ホームのほか、在宅での生活に戻ることを目指す方々が入居する「老人保健施設」があります。

 

「老人保健施設」に入居している方々は、病気と上手に付き合いながら、またはリハビリをこなしながら、数ヶ月程度で自宅に帰ることを目標にしています。入居費用はまちまちですが、1ヶ月に40万円ほどかかる高級な施設もあり、入居者、またその家族とのコミュニケーションに気を遣う場面が少なくないようです。

 

高齢者が入居する施設での仕事は、病院とはまったく違う環境で戸惑うことも多くあります。まず、高齢者施設では、医師や看護師さんよりも多くの介護士さんがいます。介護士さんとコミュニケーションをとりながら、分担して仕事を進めますが、業務の線引きに微妙なところもあり、両者の間で摩擦が起きることも少なくありません。とにかく病院とはまったく違う場所だということ、そして業務の内容を理解することが、高齢者が入居する施設で働く場合、重要になるでしょう。

 

企業の中にあるクリニック

ある程度の大きさの企業には、クリニックや診療所があります。このような企業内クリニックでは、オフィス勤務と同じような形、すなわち9時から17時といった時間帯での勤務になります。土日祝日はお休みになりますので、予定も立てやすいことが魅力です。主な仕事は、具合が悪くなった人の看病、応急処置、そして健康診断などでしょう。

 

企業内のクリニックには、通常、医師が常駐しています。同僚となる看護師さんは少ないと思いますが、病院のような労働量はありませんので、体力的にはやさしいと言えるでしょう。ただ、企業内クリニックは人気のある仕事場のため、求人自体が非常に少ないのが難点です。

 

治験

治験は、薬品を開発する上で、実際に人間(健康な人・特定の症状を持つ患者)を対象に、新しい薬の効果や安全性について調べる作業です。

 

この治験における看護師さんの仕事は「治験コーディネーター」です。「治験コーディネーター」は、被験者の体調管理です。この「治験コーディネーター」は、企業に所属する形で仕事をします。そのため、通常はオフィス勤務と同じような時間帯での仕事になります。企業内クリニック同様、週末は休みになることが多いので、人気の職場だと言えるでしょう。新薬開発プロジェクトに関われるという点でも魅力的なポジションであることは間違いありません。

 

企業に所属するため、転職の際の面接においても、看護師の面接とは違いがあります。

 

経験は大切、転職先の業務内容は必ず把握

看護師さんの転職先は、病院だけではなく、高齢者施設やクリニック、治験など、さまざまな場所があり、チャンスも大きいと言えます。看護師さんへの需要は、今後も見込まれることから、仕事先がなくなるという心配は全くないでしょう。ただ、同じ看護師というポジションであっても、仕事の内容はさまざまであり、転職先の業務内容が、今までに積み重ねてきた経験が役に立つ仕事場なのか、冷静に判断する必要があります。

 

転職においては自分の将来をしっかりと見据え、方向性を持ち、それに基づき、できるだけ長く働ける職場を探しましょう。方向性を決めることで、転職を繰り返すようなことは避けられるはずです。

 


 

看護師と准看護師

看護師は、私たちが病院を利用する際に、もっとも近い存在であり、あらゆる場面において、もっともお世話になっている存在かもしれません。看護師はいろいろな仕事があり、検温や血圧の測定だけが看護師の仕事ではありません。

 

また、「看護師」という名の付く職業にもいろいろあります。

 

「看護師」

「准看護師」

「認定看護師」

「専門看護師」

など

 

中でも、「看護師」と「准看護師」の違いは、よく話題に上ります。正直、違いがよく分かりません。「准」だから、看護師にじゅんずる立場の人でしょうか?

 

看護師と准看護師の違い

名前が違うだけ合って、看護師と准看護師にはいくつかの点で違いがあります。

 

看護師と准看護師・免許が発行される組織が違う

看護師と准看護師の大きな違い。その1番目に免許を発行する組織が違うことがあげられます。看護師は「国家資格」であり、その免許は「厚生労働省」が発行します。

 

しかし、准看護師の免許は、「都道府県知事」が発行する免許です。発行するのは都道府県ですが、免許が発行された特定の都道府県でしか使えないというものではありません。

 

看護師と准看護師・仕事内容に違いがある

准看護師は、やはり看護師にじゅんずる位置づけということになります。ただ、看護師が行うことのできる医療行為のすべては准看護師でも行うことができます。しかし、基本的に准看護師は、看護師の指示を受けて仕事をすることになります。

 

看護師は医療の知識と技術を持つ、治療を受ける患者さんのサポート役で、医療チームのメンバーとしてケアに当たります。准看護師も基本的には同様の役割をこなす立場だと理解して構いませんが、医師、もしくは看護師の指示により役割をこなすことになります。

 

看護師と准看護師・給料が違う

看護師と准看護師については、立場に違いがあることをご説明しました。立場に違いがあれば、当然、給料にも違いが出てきます。給料の違いは、実はかなり大きく、年単位で考えると、その差額は約70万円から90万円になります。

 

看護師と准看護師・免許取得の難易度にも違い

看護師の資格は、運転免許証のように、取得できる年齢に違いがあります。また、その取得プロセスにも大きな違いがあります。

 

看護師免許を取得する場合は、学歴が必要になります。高校を卒業した上で、看護専門学校、もしくは看護短大に3年間通う必要があります。

 

准看護師免許を取得する場合は、義務教育である中学を卒業した上で、養成所に2年間通うことで免許を取得することができます。

 

単純な比較では、看護師の場合は最速で21歳。准看護師の場合は最速、17歳で免許を取得することができます。免許取得の難易度としては、やはり看護師の方が難しいと言えるでしょう。また、養成の過程も3年と2年で違いがあります。もちろん学費も看護師を目指す場合の方がよけいにかかります。

 

看護師と准看護師・専門資格への道

看護師は国家資格であり、その先にある専門的な資格への道が開かれています。これは准看護師の資格にはない、大きなアドバンテージだと言えます。現状、准看護師の方で、特定の分野におけるスペシャリストを目指す場合、看護師免許を取得しない限り、その道は開けないのです。

 

看護師の先にある専門職には以下のようなものがあります。

 

専門看護師

専門看護師は、特定の専門分野における技術、知識を持つ看護師です。「がん看護」「精神看護」「小児看護」「急性・重症患者看護」など13分野あります。看護師としての実務経験が5年以上必要で、専門分野における経験も3年以上を必要とします。(他にも条件あり)

 

認定看護師

認定看護師は、特定の分野で卓越した知識と技術を持つ看護師です。「救急看護」「緩和ケア」「糖尿病看護」「認知症看護」など21分野あります。看護師としての実務経験が5年以上あり、その内、特定分野での実務研修経験が3年以上必要です。

 

看護師と准看護師・適した働き方がある

実は准看護師として働いているのは、比較的年齢層の高い人たちです。准看護師は、社会人として働き、さらに一度家庭に入った後に取得する人たちが多い資格となっています。准看護師の資格を取得すれば、診療所や介護施設などでポジションを得られることが多いので、ある程度年齢を重ねた人にとっては、看護師よりも短期間で取得できる准看護師の資格は魅力的だと言えるでしょう。

 

准看護師の今後

准看護師という資格は、現在も多くの人たちにとって、魅力的なことに違いありません。

 

しかし、准看護師という制度自体が作られた目的は既に達成されており、現状に即した制度に見直そうという動きがあることも確かです。

 

そもそも准看護師制度は、戦後の看護師需要を満たすための制度でした。当時は高校への進学率も低かったのですが、現在は多くの人が高校、大学まで通う時代です。現在は若者が最初から看護師を目指す時代であり、さらに「高齢化社会」「高度医療」という時代に、准看護師制度自体がニーズにあっているかどうかが疑問視されているのです。

 

実は既に、准看護師の募集をストップしている病院もあります。ただ、准看護師の居場所がなくなるということは、現状、ありえません。多くのクリニックで准看護師の需要があります。その上、クリニックの場合は昼間の勤務になりますので、時間的に制約のある主婦の方も働きやすいというメリットがあります。

 

また、日本における「高齢化社会」は今後も進行していくものであり、看護師はますます必要とされます。准看護師の平均年齢が高いため、今後、准看護師自体の数は年を追うごとに下降していくものと見られています。そのため准看護師の需要はこれからも多く、働く場所も十分に確保することができるでしょう。

 

准看護師から看護師へステップアップ

もちろん将来を見据えて、准看護師から看護師へとステップアップする方法があります。ステップアップするためには、3年以上、准看護師として働いた経験が必要です。

 

3年以上、准看護師として働いた上で、「看護師学校養成所2年課程」に通います。その上で看護師国家試験を受けて、合格しなければなりません。通学制や通信制があり、100万円以上の学費がかかります。小さくはない出費となりますが、奨学金制度などもあるので、挑戦してみたいという人は調べてみるといいでしょう。

 

看護師と准看護師

看護師と准看護師の違い。それは免許を発行する組織です。看護師は国家資格であり、准看護師は都道府県が発行する資格になります。

 

できる仕事の内容には、実は特に違いはありませんが、看護師のヘルプ役というのが准看護師の位置づけです。准看護師は基本的に医師、もしくは看護師の指示に従い医療に当たります。

 

准看護師の制度は、戦後、大量に病院を建設する必要があったため、そのニーズに迅速に応えるため導入されたものでした。現在、准看護師の制度そのものが時代にフィットしていないとして、見直しが検討されています。ただ、高齢化社会など、今後も看護師需要に衰えがあるとは考えにくく、未来は開けていると言えるでしょう。

 

准看護師から看護師へのキャリアアップを狙う方法もあります。特に、既に実務の経験を多く積んでいる准看護師であれば、後々、特定分野のスペシャリストとしての資格を狙うチャンスもあります。ある程度の出費は覚悟しなければなりませんが、価値のある自分への投資と言えるのではないでしょうか。

 看護師の仕事内容

私たちが病院にかかる際、一番身近な存在として世話をしてくれるのが看護師さんです。しかし、看護師さんが普段どういう仕事をしているのかを知る人は少ないと思います。病院には、いろいろな仕事をしている人がいます。放射線技師さんもいれば、理学療法士さんもいるでしょう。あたりまえですがドクターもいます。

 

しかし、私たちが病院で一番目にするのは、やはり看護師さんです。看護師さんは普段どんな仕事をしているのでしょうか?今回は看護師さんの業務内容をご紹介したいと思います。

 

看護師とは

看護師のもっとも大切な仕事は、病気やけがなどで痛みや苦痛を感じている人々を励まし、手助けすることです。看護師の仕事内容は、法律により、以下のように規定されています。

 

傷病者若しくはじょく婦に対する療養上の世話または診療の補助を行うことを業とする

 

治療を施す医療チームの一メンバーとして、必要な知識、技術を身につけ、診療補助、介助、そしてケアを行います。患者の一番近くにいる存在として、患者の変化に気を配り、異常があればすぐに医師に報告する、大きな責任のあるポジションです。

 

看護師さんが働いている場所は、病院や診療所、保健所などが中心です。その他、一般企業や市町村などに所属している場合もあります。割合としては70%以上の看護師は、ベッドを20床以上持つ医療機関(病院)で仕事をしています。病院にはさまざまな診療科、たとえば小児科、内科、外科、産婦人科、皮膚科…などがあります。また、高齢化する日本社会を背景に、最近では介護施設などにも働きの場が拡大しています。

 

「看護」という言葉の意味

「看護」とは、赤ちゃんから高齢者まで、個人や集団、そのすべての人々が健康な状態へと回復し、けがや病気をする以前のような生活へと戻る、その支援をすることです。その支援内容には、けがや病気から回復するための環境作りや、苦痛緩和などが含まれます。

 

私たちが病院にかかる際に行われる作業を思い出してみましょう。

 

体温の測定

血圧の測定

脈拍の測定

採血

点滴

注射

 

これらの作業はすべて看護師の仕事です。病院にかかると所定の流れがあることはご存じかと思いますが、受付から血圧測定、そして診察という一環の中で、仕事をスムースに行う潤滑剤的な役割をこなしているとも言えるのではないでしょうか。

 

その他、問診、食事や排泄の補助、入浴の介助、ベッドメイキングなどの他、患者の巡回、記録も大切な看護師の役割です。もっとも患者に接する時間が長く、患者の変化にも気づきやすいポジションであることから、症状の把握、そして医師への報告も行います。

 

外来での看護師

外来では、入院せず、家などの外部から病院に訪れる患者を診察します。外来での看護師は、医師や他の病院スタッフと協力して、治療のサポートと患者さんのケアを行います。

 

病棟での看護師

病棟の看護師は、24時間を交代(日勤・夜勤)で働きます。そのため、患者の情報の受け渡しは、とても大切な作業になります。多くの病院で、2交代制、もしくは3交代制のシフトを採用しています。

 

日勤の看護師は、夜勤の看護師から仕事を引き継ぎます。この引き継ぎでカルテを確認したら、実際に患者を巡回。どこか調子が悪くないかなど、コミュニケーションをとりながら、患者の状態を把握します。

 

食事、そして、それぞれの患者に決められた薬を把握し、配ります。患者により、食前や食後など、服用タイミングも違うので、医師からの指示を確実に理解しておくことが大切です。患者が抱える症状によっては、食事や薬が確実に摂取されているかどうかを確認することも、看護師の重要な仕事です。トイレへの誘導など、ケアの内容は多岐にわたります。

 

夜勤の場合も、仕事はやはり引き継ぎから始まります。その後は昼同様に病室を回りますが、消灯の準備をします。消灯時間は病院により異なりますが、概ね21時から23時の間です。看護師は消灯後も数時間ごとに各病室の見回りをします。夜勤の際は、人員が限られる中で通常業務、ナースコール、そして緊急対応をしなければなりません。そのため働き方を工夫して負担を減らす必要があります。多くの病院で「仮眠」「休憩」、そして「3連休」「4連休」といった連休を、月に一回はとれるよう努力をしています。

 

単純に病棟と言っても、病院によりさまざまな「病棟」があり、それぞれに入院している患者さんが抱えている症状には違いがあります。たとえば「一般病棟」「療養病棟」などで、その中で更に細かく細分化されています。

 

「療養病棟」は、患者を療養のために、長期間入院させる病棟で、たとえば「リハビリ」などがこれに当たります。

 

このように見ていくと、看護師の仕事は、「患者の日常を支援すること」、そして「医師の指示による治療が、安全且つ効果的に行われるためのサポートをすること」であることが分かります。そして、患者をサポートする仕事、たとえば治療の選択肢や退院後に関することについて相談にのるなど、患者の心のケアも、看護師の重要な役割だと言えるでしょう。

 

病棟勤務の看護師は、不規則なシフトになりやすく、体力的にもきついものがありますが、患者をサポートしながら、その患者が元気になっていく姿を見届けることができます。ハードではありますが、同時に大きな喜びのある仕事です。

 

外に出る看護師・訪問看護師という仕事

看護師の中には、病院内に留まらずに仕事をしている人たちがいます。病気がちの人が、住み慣れた家で療養を送るサポートをすることが、訪問看護師の役割です。

 

訪問看護師は、病院や「訪問看護ステーション」といった組織から派遣されます。「訪問看護ステーション」は、自宅で療養生活を送る人をサポートする看護師をとりまとめています。「訪問看護ステーション」は、全国に5500カ所以上あり、依頼を受けると看護師を派遣します。

 

訪問看護師は、患者の療養先に出向いて、主に血圧、脈拍、体温の測定などを行います。また、健康や栄養状態、さらには医療用器具の点検と管理、緩和ケアも行います。

 

緩和ケアは、英語ではPalliative Careと呼ばれ、世界保健機関(WHO)により、次のように定義されています。

 

緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防したり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフを改善するためのアプローチである。

 

緩和ケアは、病院によって違いはあるものの、医師を中心としたチームにより行われます。

 

緩和ケアは、たとえば末期がん患者など、命を脅かす危険性の高い病気を患った場合などに、患者の症状緩和だけではなく、家族の心理的な不安、たとえば医療費についての相談を受けるなど、幅広く患者とその家族を支援する枠組みです。この中で看護師は、他のチームメンバーと連携をとりながら、症状緩和と精神面における苦痛を取り除くための全体的なケアを担当します。緩和ケアに関しては、専門的な知識を持つ「緩和ケア認定看護師」が職務に当たります。

 

特養で働く看護師

特別養護老人ホーム(特養)で働く看護師もいます。やはり主な仕事は血圧や体温の測定、栄養や排泄の管理、薬の管理、床ずれの予防などです。特養は病院ではありませんが、入居している高齢者の日々の健康状態を把握し、体調の変化を敏感に察知する能力が要求されます。特養には医師が常駐しているわけではないので、医療の専門家としての役割は大きいものがあります。介護スタッフを指導する役割も求められるでしょう。

 

看護師になるために

看護師は「国家資格」です。看護師になるためには、国家試験を受ける必要があります。国家試験では、「基礎看護学」「在宅介護論」などの科目があります。やはり、人の命を預かる仕事なので、それなりの知識と技術が必要な世界です。

 

この分野における技術の発展は著しいものがあります。常に学ぶ意識を持つこと、そして時には手術や急患など、イレギュラーな対応が多い世界なので、冷静な判断力を持ち、臨機応変に行動する能力を持つことが、看護師になるために欠かせない要素となるでしょう。

 

既にふれたように、看護師の70%以上が病院で働いています。看護師の資格をとると、多くの新人は病院に所属します。どのキャリアでもそうであるように、資格を取ったことがスタートであり、まだまだ学ぶことは続きます。

 

現在は、国により新人看護師の研修が行われています。全国で同じ内容の研修が受けられ、しかも働き続けることで、専門職への道も開けるようなシステムが構築されています。以前の新人研修は、病院にその内容も委ねられていました。そのため内容も各病院で一定しないという課題が指摘されていました。

 

新人看護師の多くは、あいさつ、コミュニケーションという、看護師としてのマナーから学び、ひとつの区切りとして、「患者の状態をリーダーに報告」できる状態を目指します。病院によっては「ティーチングナース」という、新人教育を専門に担当するポジションを導入しているところもあります。

 

看護師の仕事

看護師は、医療の現場でもっとも目立つ存在であり、患者にもっとも近い存在でもあります。私たちが病院にかかったときに血圧や体温を測定してくれるのは看護師ですが、その他にも、医療における多くの場面で、看護師は活躍しています。看護師が主に活躍しているのは病院ですが、訪問看護師など、専門的な知識を求められるポジションもあります。

 

国家資格である看護師は、実務経験を積み、さらに認定看護師教育機関での教育課程をこなすことで、特定分野のスペシャリスト「認定看護師」の資格を得ることができます。その他にも、特別な分野における、より高度な経験と知識が要求される「専門看護師」など、キャリアアップへの道も多彩です。医療の最前線でトータルな働きをする。これが看護師の仕事です。

 


 

看護師アルバイト、その仕事内容は?

看護師のアルバイト。正規雇用の看護師の仕事以外に、看護師の資格を持っているとアルバイトでの仕事もあります。

 

看護師さんの仕事はさまざまですが、看護師アルバイトの仕事内容も多種多様です。夜勤あり、旅先に同行する出張タイプの仕事ありとバラエティーに富んでいます。

 

看護師のアルバイト、その仕事内容

採血

アルバイト看護師さんの仕事内容ですが、よく知られているのは「採血」のアルバイトです。病院、クリニック、そして献血センターなどでは、常に採血を行っています。人手が足りなくなることも多く、採血が得意なアルバイト看護師さんの存在は貴重なのです。

 

イベント救護

イベント救護の仕事は、スポーツやコンサート、トレードショーなどのイベントにおいて、医務室や救護室に待機して看護の業務に当たるものです。外科、救急外来の知識があると、ポジションを得る上で有利になります。仕事的には単発になりますが、いい収入になる仕事だと言えます。

 

健康診断スタッフ

健康診断のサポートスタッフといったところでしょうか。血圧測定、採血のほか、受付や問診表を記入する仕事になります。医療行為はほとんど行わないので、仕事としては楽な部類に入るかもしれません。

 

病院での夜勤専従看護師アルバイト

病院の夜勤シフトに入って、正規の看護師さんと同様の仕事をするのが「夜勤専従アルバイト」です。高時給の仕事ですが、昼夜が逆転する生活スタイルになりますので、体調管理に気を遣う必要があります。病棟の見回り、緊急時の対応など、アルバイトとは言え、気を抜けないポジションです。

 

看護師アルバイトの魅力

看護師という仕事は多種多様ですが、そのすべてが責任感をもって当たるべき業務です。医療行為以外にも、資料まとめ、ミーティング、そして治療器具の管理まで、やることはたくさんあります。看護師アルバイトの場合は、主に正社員である看護師さんのサポート役に回ります。そのため、アルバイトの看護師さんは、正規の看護師さんほどの責任感と緊張感を感じずに仕事に当たることができるかもしれません。

 

看護師アルバイトの一番の魅力は、その時給の高さです。やはり国家資格である「看護師」の資格を持たなければできない仕事ですから、自ずと時給も高くなるのです。

 

また、アルバイトの場合は勤務時間が決まっていることが多いので、時間的に余裕を持つことができます。学業との両立や税金対策などを理由に、週2回から週3回程度の出勤で抑えたいという人でも、自分に合った働き方ができるでしょう。

 


 

看護師の転職・活躍の場は多種多様

看護師さんはいろいろな場所で仕事をしています。やはり目立つのは病院やクリニックといった施設だと思いますが、その他にも介護保険施設、一般企業、市町村、訪問看護ステーションなど、その仕事場は多種多様です。

 

看護師さんは国(厚生労働大臣)が免許を発行するもので、経験を積み、さらに専門知識を身につけることにより、キャリアアップの道が用意されています。認定看護師や専門看護師といった、その道のエキスパートになることも夢ではありません。

 

そして看護師さんには他の職種同様、転職によりキャリアを積み上げていく方法もあります。看護師の資格は病院以外の場所でも役に立ちます。高齢化社会を背景に、看護師さんの需要はこれからも増え続けると推測されますが、だからといってむやみに転職しても成功は望めません。転職を考えるのであれば、確実に方向性を決めてから行動に移した方がいいでしょう。

 

看護師の転職・まずはキャリアを形成

看護師さんの転職。いくら看護師の資格を持っていたとしても、転職を狙うのであれば、実績は作っておきたいものです。あなたが卒業したての看護師さんだったとしても、少なくとも3年間、同じ病院、同じ仕事場でキャリアを積んでおく。これは転職時に必ず効いてきます。

 

救急病院での経験

急性期病院で、ある程度の経験を積んでおくと転職時にプラスになります。プリセプターがついて新人をしっかり指導してくれる病院で、少なくとも3年から4年の経験を積んでおけば、転職の際に有利に働きます。

 

看護師の転職・むやみに転職を繰り返さない

看護師さんが転職を考える際は、もちろんいろいろな事情があると思います。もしもキャリアアップ目的での転職をお考えなら、転職を繰り返さぬよう、慎重な職場選びが求められます。やはり、あの病院、この病院と渡り歩くような働き方をすると、履歴書上、ひじょうに目立ってしまいます。

 

看護師の転職・転職は得意な業務内容へ

看護師として転職するとはいっても、まったく経験のない部署への転職では、あなた自身の良さが生かせない可能性が高くなります。

 

急性期と慢性期では業務の内容がかなり異なります。業務内容の違いに戸惑い、辞めてしまう場合も多くあるので、自分の得意な仕事というものをはっきりと把握した上で転職することを強くおすすめします。医師にとっても看護師にとっても、急性期と慢性期では、業務内容に大きな違いがあるのです。

 

また、病棟によっては、経験のある仕事内容とは大きくかけ離れた業務を行っていることもありますので、転職先の仕事内容を事前に把握した上で、応募の是非を決めるのがいいでしょう。

 

看護師の転職・年齢を考慮することは必要

看護師さんの転職は、ある程度、年齢を考慮する必要があります。それは病院側の考え方にもよります。

 

多くの病棟、たとえば外科、内科、救急外来、産科、循環器科などでは、40代までの募集となっています。急性期病院では、忙しさ、職務のハードさを考慮して、このような求人を出すことが多いようです。外来でも最近はこのような傾向が強まっていて、40代と50代の間にひとつの壁があるようです。

 

ただ、50代の看護師さんの需要が多い病棟もあります。回復期リハビリ病棟や介護療養病棟などがそれに当たり、50代であれば十分に採用の範囲内です。

 

クリニックへの転職

クリニックは20代から40代の看護師さんを募集している場合がほとんどです。一般的に、注射や採血などの経験が豊富にあると有利に働きます。規模の小さいクリニックでは、受付や掃除といった仕事を任されることも珍しくありませんので、頭に入れておきましょう。

 

入院用のベッドを持つ有床クリニックでは、常勤看護師のほか、夜勤のパートタイマーを募集していることがあります。有床クリニックでは、経験を求められることが多いため、ベテランの看護師さんに大きなチャンスがあると言えます。

 

まだまだある、看護師の転職先

有料老人ホーム

有料老人ホームは、民間が運営する高齢者のための施設です。大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴があります。

 

「介護付き有料老人ホーム」は、食事や入浴、排泄などの点で、基本的に介護が必要な方が入所する施設です。医療体制が整っていることも特徴のひとつです。

 

「住居型有料老人ホーム」は、基本的には自立できる方を対象としたサービスです。しかし介護が必要になった場合でも、在宅介護保険サービスを利用することができます。

 

「健康型有料老人ホーム」は、自立生活ができる方のみが対象となる施設です。

 

看護師さんの仕事場となるのは「介護付き有料老人ホーム」でしょう。有料老人ホームは、元々はこの業界とは無関係だった企業が運営している場合がほとんどです。今後もこのようなホームは増えていくことが予想されますので、看護師さんの求人も安定していると言えます。

 

入居者の疾患や健康状態を把握し、管理することがメインの仕事となりますが、ホームによって求められる仕事に幅はあるようです。「おむつの交換」や「体位の交換」など、介護的な業務をこなさなければならない場面もあるでしょう。有料老人ホームへの転職を考えるのであれば、どのような介護的作業があるか、事前に把握しておくようにしましょう。

 

入居者の中には、看護師さんを「使用人」のように扱おうとする人もいます。入居するための費用がひじょうに高いこともこの一因として考えられます。入居者と良い関係を築くため、入居者の家族とコミュニケーションをとらなければならないこともあるでしょう。

 

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは、入所者の皆さんが、この場所で最期を迎えるターミナル施設です。このような特色の施設のため、医師は常駐していません。常駐しているのは基本的に介護士さんのみです。

 

夜間に入居者の健康状態に急な変化があった場合は、医師や看護師に連絡がいく「オンコール業務」があるホームでは、看護師さんが持ち回りでオンコール待機をしなければならないことがあります。もちろん、夜間のオンコール業務があれば、給料に反映されます。しかし、夜間のオンコール業務は、体力面で負担が大きいことは確かですので、十分に検討する必要があります。

 

特別養護老人ホームでは、ベテラン看護師さんの需要が多く、実際に働いている看護師さんの年齢層も比較的高めです。

 

また、看護師さんにとって、ターミナル期の方々と関わる機会というのは、ハードでもありますが、今後のキャリアにとって大きく役に立つものであると言えます。

 

高齢者施設に転職する場合の注意点

先にご紹介した、有料老人ホーム、特別養護老人ホームのほか、在宅での生活に戻ることを目指す方々が入居する「老人保健施設」があります。

 

「老人保健施設」に入居している方々は、病気と上手に付き合いながら、またはリハビリをこなしながら、数ヶ月程度で自宅に帰ることを目標にしています。入居費用はまちまちですが、1ヶ月に40万円ほどかかる高級な施設もあり、入居者、またその家族とのコミュニケーションに気を遣う場面が少なくないようです。

 

高齢者が入居する施設での仕事は、病院とはまったく違う環境で戸惑うことも多くあります。まず、高齢者施設では、医師や看護師さんよりも多くの介護士さんがいます。介護士さんとコミュニケーションをとりながら、分担して仕事を進めますが、業務の線引きに微妙なところもあり、両者の間で摩擦が起きることも少なくありません。とにかく病院とはまったく違う場所だということ、そして業務の内容を理解することが、高齢者が入居する施設で働く場合、重要になるでしょう。

 

企業の中にあるクリニック

ある程度の大きさの企業には、クリニックや診療所があります。このような企業内クリニックでは、オフィス勤務と同じような形、すなわち9時から17時といった時間帯での勤務になります。土日祝日はお休みになりますので、予定も立てやすいことが魅力です。主な仕事は、具合が悪くなった人の看病、応急処置、そして健康診断などでしょう。

 

企業内のクリニックには、通常、医師が常駐しています。同僚となる看護師さんは少ないと思いますが、病院のような労働量はありませんので、体力的にはやさしいと言えるでしょう。ただ、企業内クリニックは人気のある仕事場のため、求人自体が非常に少ないのが難点です。

 

治験

治験は、薬品を開発する上で、実際に人間(健康な人・特定の症状を持つ患者)を対象に、新しい薬の効果や安全性について調べる作業です。

 

この治験における看護師さんの仕事は「治験コーディネーター」です。「治験コーディネーター」は、被験者の体調管理です。この「治験コーディネーター」は、企業に所属する形で仕事をします。そのため、通常はオフィス勤務と同じような時間帯での仕事になります。企業内クリニック同様、週末は休みになることが多いので、人気の職場だと言えるでしょう。新薬開発プロジェクトに関われるという点でも魅力的なポジションであることは間違いありません。

 

企業に所属するため、転職の際の面接においても、看護師の面接とは違いがあります。

 

経験は大切、転職先の業務内容は必ず把握

看護師さんの転職先は、病院だけではなく、高齢者施設やクリニック、治験など、さまざまな場所があり、チャンスも大きいと言えます。看護師さんへの需要は、今後も見込まれることから、仕事先がなくなるという心配は全くないでしょう。ただ、同じ看護師というポジションであっても、仕事の内容はさまざまであり、転職先の業務内容が、今までに積み重ねてきた経験が役に立つ仕事場なのか、冷静に判断する必要があります。

 

転職においては自分の将来をしっかりと見据え、方向性を持ち、それに基づき、できるだけ長く働ける職場を探しましょう。方向性を決めることで、転職を繰り返すようなことは避けられるはずです。

 


 

看護師と准看護師

看護師は、私たちが病院を利用する際に、もっとも近い存在であり、あらゆる場面において、もっともお世話になっている存在かもしれません。看護師はいろいろな仕事があり、検温や血圧の測定だけが看護師の仕事ではありません。

 

また、「看護師」という名の付く職業にもいろいろあります。

 

「看護師」

「准看護師」

「認定看護師」

「専門看護師」

など

 

中でも、「看護師」と「准看護師」の違いは、よく話題に上ります。正直、違いがよく分かりません。「准」だから、看護師にじゅんずる立場の人でしょうか?

 

看護師と准看護師の違い

名前が違うだけ合って、看護師と准看護師にはいくつかの点で違いがあります。

 

看護師と准看護師・免許が発行される組織が違う

看護師と准看護師の大きな違い。その1番目に免許を発行する組織が違うことがあげられます。看護師は「国家資格」であり、その免許は「厚生労働省」が発行します。

 

しかし、准看護師の免許は、「都道府県知事」が発行する免許です。発行するのは都道府県ですが、免許が発行された特定の都道府県でしか使えないというものではありません。

 

看護師と准看護師・仕事内容に違いがある

准看護師は、やはり看護師にじゅんずる位置づけということになります。ただ、看護師が行うことのできる医療行為のすべては准看護師でも行うことができます。しかし、基本的に准看護師は、看護師の指示を受けて仕事をすることになります。

 

看護師は医療の知識と技術を持つ、治療を受ける患者さんのサポート役で、医療チームのメンバーとしてケアに当たります。准看護師も基本的には同様の役割をこなす立場だと理解して構いませんが、医師、もしくは看護師の指示により役割をこなすことになります。

 

看護師と准看護師・給料が違う

看護師と准看護師については、立場に違いがあることをご説明しました。立場に違いがあれば、当然、給料にも違いが出てきます。給料の違いは、実はかなり大きく、年単位で考えると、その差額は約70万円から90万円になります。

 

看護師と准看護師・免許取得の難易度にも違い

看護師の資格は、運転免許証のように、取得できる年齢に違いがあります。また、その取得プロセスにも大きな違いがあります。

 

看護師免許を取得する場合は、学歴が必要になります。高校を卒業した上で、看護専門学校、もしくは看護短大に3年間通う必要があります。

 

准看護師免許を取得する場合は、義務教育である中学を卒業した上で、養成所に2年間通うことで免許を取得することができます。

 

単純な比較では、看護師の場合は最速で21歳。准看護師の場合は最速、17歳で免許を取得することができます。免許取得の難易度としては、やはり看護師の方が難しいと言えるでしょう。また、養成の過程も3年と2年で違いがあります。もちろん学費も看護師を目指す場合の方がよけいにかかります。

 

看護師と准看護師・専門資格への道

看護師は国家資格であり、その先にある専門的な資格への道が開かれています。これは准看護師の資格にはない、大きなアドバンテージだと言えます。現状、准看護師の方で、特定の分野におけるスペシャリストを目指す場合、看護師免許を取得しない限り、その道は開けないのです。

 

看護師の先にある専門職には以下のようなものがあります。

 

専門看護師

専門看護師は、特定の専門分野における技術、知識を持つ看護師です。「がん看護」「精神看護」「小児看護」「急性・重症患者看護」など13分野あります。看護師としての実務経験が5年以上必要で、専門分野における経験も3年以上を必要とします。(他にも条件あり)

 

認定看護師

認定看護師は、特定の分野で卓越した知識と技術を持つ看護師です。「救急看護」「緩和ケア」「糖尿病看護」「認知症看護」など21分野あります。看護師としての実務経験が5年以上あり、その内、特定分野での実務研修経験が3年以上必要です。

 

看護師と准看護師・適した働き方がある

実は准看護師として働いているのは、比較的年齢層の高い人たちです。准看護師は、社会人として働き、さらに一度家庭に入った後に取得する人たちが多い資格となっています。准看護師の資格を取得すれば、診療所や介護施設などでポジションを得られることが多いので、ある程度年齢を重ねた人にとっては、看護師よりも短期間で取得できる准看護師の資格は魅力的だと言えるでしょう。

 

准看護師の今後

准看護師という資格は、現在も多くの人たちにとって、魅力的なことに違いありません。

 

しかし、准看護師という制度自体が作られた目的は既に達成されており、現状に即した制度に見直そうという動きがあることも確かです。

 

そもそも准看護師制度は、戦後の看護師需要を満たすための制度でした。当時は高校への進学率も低かったのですが、現在は多くの人が高校、大学まで通う時代です。現在は若者が最初から看護師を目指す時代であり、さらに「高齢化社会」「高度医療」という時代に、准看護師制度自体がニーズにあっているかどうかが疑問視されているのです。

 

実は既に、准看護師の募集をストップしている病院もあります。ただ、准看護師の居場所がなくなるということは、現状、ありえません。多くのクリニックで准看護師の需要があります。その上、クリニックの場合は昼間の勤務になりますので、時間的に制約のある主婦の方も働きやすいというメリットがあります。

 

また、日本における「高齢化社会」は今後も進行していくものであり、看護師はますます必要とされます。准看護師の平均年齢が高いため、今後、准看護師自体の数は年を追うごとに下降していくものと見られています。そのため准看護師の需要はこれからも多く、働く場所も十分に確保することができるでしょう。

 

准看護師から看護師へステップアップ

もちろん将来を見据えて、准看護師から看護師へとステップアップする方法があります。ステップアップするためには、3年以上、准看護師として働いた経験が必要です。

 

3年以上、准看護師として働いた上で、「看護師学校養成所2年課程」に通います。その上で看護師国家試験を受けて、合格しなければなりません。通学制や通信制があり、100万円以上の学費がかかります。小さくはない出費となりますが、奨学金制度などもあるので、挑戦してみたいという人は調べてみるといいでしょう。

 

看護師と准看護師

看護師と准看護師の違い。それは免許を発行する組織です。看護師は国家資格であり、准看護師は都道府県が発行する資格になります。

 

できる仕事の内容には、実は特に違いはありませんが、看護師のヘルプ役というのが准看護師の位置づけです。准看護師は基本的に医師、もしくは看護師の指示に従い医療に当たります。

 

准看護師の制度は、戦後、大量に病院を建設する必要があったため、そのニーズに迅速に応えるため導入されたものでした。現在、准看護師の制度そのものが時代にフィットしていないとして、見直しが検討されています。ただ、高齢化社会など、今後も看護師需要に衰えがあるとは考えにくく、未来は開けていると言えるでしょう。

 

准看護師から看護師へのキャリアアップを狙う方法もあります。特に、既に実務の経験を多く積んでいる准看護師であれば、後々、特定分野のスペシャリストとしての資格を狙うチャンスもあります。ある程度の出費は覚悟しなければなりませんが、価値のある自分への投資と言えるのではないでしょうか。

 

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